2025年6月30日(月)、一般社団法人 民間学童保育協会では、全国の会員施設を対象とした情報共有会を開催いたしました。
今回は、東京インターナショナルスクール様の施設をお借りし、現地とオンラインのハイブリッド形式での開催となり、全国から約50名の方々にご参加いただきました。
当日は、活発な意見交換が行われる中で、最新の制度動向や今年度の協会の方針について共有する貴重な機会となりました。
🔷 主なトピックと登壇者
■ 司会進行
株式会社東京インターナショナルスクールグループ 副社長 坪谷 良

■「GOOD民間学童宣言」信頼性確保に関する制度整備
株式会社ビジョンゲート 遠藤 奈央子
重大事故や性犯罪等の事案に対する業界共通の対応方針を制度化し、2025年7月1日より運用を開始しました。
保護者の皆さまにとって「信頼できる民間学童」として、安心・安全の基準を明確にする取り組みです。
👉「GOOD民間学童宣言」信頼性確保に関する制度整備についてはこちらをご覧ください。

■ 保護者向け広報の強化
株式会社やる気スイッチグループ 執行役員 大塚 直樹、川崎 健輔
協会ホームページでは、保護者向けの情報発信を強化し、年間10~20本程度のコンテンツ配信を予定。
民間学童の価値をより多くのご家庭に伝えていくための広報戦略について共有されました。


■ 東京都「認証学童クラブ事業」について
株式会社東急キッズベースキャンプ 代表取締役社長 社長執行役員 島根 太郎
東京都による新制度「認証学童クラブ事業」の概要と背景、そして民間学童への影響について詳しく解説いただきました。

■ 埼玉・さいたま市の動向共有
株式会社Hearty(ハーティー)代表 高窪 千華
公設学童の民営化や居場所事業による、地域民間事業者への影響について実例をもとに共有いただきました。
■ 「こども性暴力防止法」に関する情報共有
株式会社東急キッズベースキャンプ 代表取締役社長 社長執行役員 島根 太郎
こどもを取り巻く安全に関する法制度の動きと、業界としての今後の対応可能性について中間共有をいただきました。
※当日の配布資料は、会員限定公開しております。
💬 次回に向けた意見・提案をもとに運営改善へ
今回の情報共有会を通じて、参加者の皆さまから採用広報、人材確保、実地研修、行政連携など多くのご意見をいただいております。
いただいたご提案は、協会理事会にて検討のうえ、次回以降の開催内容や協会の取り組みに反映してまいります。
🏫 東京インターナショナルスクール様の施設見学も実施
会の終了後には、会場である東京インターナショナルスクール様の先進的な施設を見学させていただきました。
学びの空間としての設計や運営方針に、多くの参加者が刺激を受ける時間となりました。



本情報共有会にご参加いただいた皆さま、そして会場を提供くださった東京インターナショナルスクール様に心より御礼申し上げます。
引き続き、民間学童の健全な発展と社会的な理解促進のために、協会一同取り組んでまいります。