働いているお母さんであれば、「小1の壁」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
「小1の壁」とは、子どもが小学校に入学する際に仕事と育児の両立が難しくなる状況を指します。4人に1人が「小1の壁」が原因で退職や転職を選ぶと言われるほど、働く親にとって深刻な問題です。
小1の壁とは?
保育園時代と比べ、小学校入学後は学童保育や子どもの預け先に関する課題が増えます。例えば、学童の定員不足や運営時間の短さ、教育的配慮の不足などが挙げられます。結果として、親が働き方を変えざるを得ない状況が生まれています。
2024年秋、こども家庭庁は初の全国調査を実施予定で、地域ごとの実態把握と適切な支援策の立案が進められる予定です。これにより、今後の解決策に大きな期待が寄せられています。
なぜ、小1の壁が生まれるのか?
2023年4月に開催された「一般社団法人民間学童保育協会設立シンポジウム」で、一橋大学経済学研究科准教授・高久玲音(たかくれお)先生は、「小1の壁」の原因を次の2つに分けて説明しました。
- 量的要因:保育園利用者数に比べ学童の定員が少ない
- 2022年度、新1年生の公設学童受け入れ率は保育園の75.1%。
- 保育園に通っていた約51万人に対し、学童に登録した1年生は約43.6万人。
- 質的要因:学童保育の質が働き方に合わない
- 運営時間の短さ、夕食の提供がないなど。
- 老朽化した施設や教育的配慮の不足。
- 一人当たりの職員数が少なく、保育環境が十分でない。
解決への取り組み
こうした課題に対応するため、民間学童保育協会では、子どもの「安全・安心な居場所」と「多様な学び」を提供し、保護者の「多様な働き方」を支援しています。私たちは、「小1の壁」を乗り越えるためのさまざまな解決策を提案します。
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