「GOOD民間学童保育宣言」

一般社団法人民間学童保育協会 「GOOD民間学童保育宣言」について
一般社団法人民間学童保育協会は、すべての子どもたちに「安全で安心できる放課後の居場所」と「多様な学びの機会」を提供するための行動指針として、「GOOD民間学童保育宣言」を定めました。賛同する施設・団体・企業で一丸となって、保護者の皆さまが安心して「多様な働き方」を選べる環境づくりを目指していきます。

「GOOD民間学童保育宣言」

  1. 民間学童保育の強みを活かした、多様な選択肢としての預かりサービスの提供
    • 私たちは、保護者と子どもたちの選択肢を広げるべく、多様なニーズに応じたお預かりを実現できるよう、サービスの向上に努めます。
    【例】
     o 夜間などの長時間預かりサービス
     o 長期休み中の午前中預かりサービス
     o スポット対応などの柔軟性の高い預かりサービス
     o 送迎バスなどの送り迎えサービス
     o デジタル活用による柔軟な予約・変更体制
     o 保護者とのこまめなコミュニケーションの実施
  2. 民間学童保育の強みを活かした、質の高い教育サービスの提供
    • 私たちは、個々の子どもに合わせた多様な学びを提供し、子どもたちが放課後の時間をより有意義に過ごせるよう、サービスの向上に努めます。
    【例】
     o 特徴ある教育活動(英語、算数、国語、運動、アート、そろばん、ダンス、音楽、知育、実験、プログラミング など)
     o 教育活動の質を担保するための指導員や教材など
     o サマースクールなどのシーズナルイベント
     o 外遊びの環境や、野外活動・自然体験などの機会
  3. 質の高い人材の育成と配置
    • 研修による人材育成
     o 私たちは、放課後児童支援員認定資格研修や資質向上研修、あるいは民間学童保育協会が定めた研修、独自に定めた研修などを通して、質の高い人材の育成に取り組みます。
    • 十分な人材配置:
     o 子どもたち一人ひとりに目の届く十分なスタッフ配置を行い、子どもたちが安心して過ごせる環境を整えます。
    • 人間性と倫理観の育成:
     o 学童保育の社会的意義を自覚し、豊かな人間性と倫理観を持った人材の育成を行います。
  4. 子どもの人権擁護
    • 子どもの人権擁護に関する取り組みの実施:
     o 私たちは、子どもたちの人権を守るため、日本版DBSをはじめとした諸制度の活用など、子ども家庭庁や協会のガイドラインを踏まえた防止策を講じます。職員による暴力や性犯罪、いじめ、虐待の防止を徹底し、必要な通報義務を果たします。
  5. 子どものいのちを守るリスク管理
    • リスク管理の徹底:
     o 私たちは、「安全で安心できる放課後の居場所」を維持するべく、発生しうるさまざまなリスクを想定し、誠実に対応します。
    • 食物に関するリスク対応:
     o 食物アレルギーなどの食物が関わるリスクについて、各施設で必要とされる対策を行います。
    • 衛生管理:
     o 感染症や食中毒などの衛生リスクに備え、常に清潔な環境を維持します。
    • 事故防止と応急措置:
     o 交通事故や怪我などの安全リスクに備え、事前防止策の策定や応急措置の体制づくりなどに努めます。
    • 緊急時対応:
     o 災害や不審者侵入などの各種リスクに備え、緊急時の対応策を整え、子どもたちの安全確保に努めます。
  6. 環境と労働条件
    • 子どもたちの保育環境の整備:
     o 子どもたちにとって快適な学びと遊びの場を提供できるように、十分な面積確保などの環境整備を進めます。
    • 職員の労働環境の整備:
     o 職員の健康と意欲を大切にし、安心して働ける環境を整えます。

この宣言に基づき、私たちは子どもたちとその保護者に「安全で安心できる放課後の居場所」と「多様な学びの機会」を提供し続けられるよう、サービスの改善に努めます。

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